Rパッケージseasonalによる簡単な季節調整
デフォルトの自動設定で簡単に季節調整をするには以下のようにRのパッケージを使うとよい。デフォルトではいろいろ自動で設定してくれる。
実際の手順は
install.packages("seasonal")
#X-13季節調整、デフォルト(自動auto設定) パッケージのインストール。インストールは1度だけでよい。
library("seasonal")
#パッケージの読み込み
#簡単にクリップボードから読み込み。別の方法で読み込んでもいい。ここでは1955年第1四半期から四半期データの場合。日本の法人企業統計による営業利益(全産業、除く金融保険業)。元データは季節調整なし。
元のデータにカンマがあるとエラーになるので、カンマは削除しておく。
m =read.delim("clipboard", header=F)
#データ確認
head(m)
#時系列オブジェクトに変換
m.ts=ts(m$V1,start=c(1955, 1), frequency =4)
#季節調整
m.seas=seas(m.ts)
#グラフ表示。黒が原数値、赤が季節調整値
plot(m.seas)
#データ書き込み(ダウンロード) ドキュメントファイルにSAの名でテキストファイル形式で出力。finalの列が季節調整値
write.csv(m.seas,file="SA")
Rの画面は以下の通り。
書き込まれるExcelは以下の通り。
詳しくはマニュアル Package ‘seasonal’
説明は Seasonal Adjustment by X-13ARIMA-SEATS in R
X-13の説明には、奥本 佳伸[2016]「季節季節調整法プログラム センサス局法X-13ARIMA-SEATSを日本のいくつかの経済統計データに適用した結果とその検討」などがある。
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