商品集積体と債権化から信用貨幣を導出する新しい価値形態論:orの関係で結びついた商品集積体を基礎として
私の論文「商品集積体と債権化から信用貨幣を導出する新しい価値形態論:orの関係で結びついた商品集積体を基礎として」(『季刊経済理論』 59(1) 2022年4月)が刊行された。
査読では、査読者による査読、修正、再審査など通常の手続きで掲載となったが、最終の掲載決定の通知では、編集委員会からは不満の意思が示された。私の経験では、掲載決定の通知は粛々とされるものだが、今回のようなことは初めてだ。いずれにしても、評価が分かれる内容だ。評価が分かれること自体はいいことだろう。
以前、何度か「orの関係の商品集積体から信用貨幣を導出する新しい価値形態論」としてこのブログの記事にしていたものの完成版になる。
この雑誌の論文はネット掲載になるのは公刊後2年してからなので、ワードで作成した段階のものをPD版をresearchmapにつけておく。
6月提出、11月修正、1月最終修正で今より少し古く、また紙幅や文脈の関係で書けなかったこともある。このブログの「現代資本主義論講義」のページの第5回:信用貨幣の構造と展開のC.1とC.2項に補足となる内容があるので、必要があれば参照できる。
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