FRBの長期時系列データ(1915年から2024年)

 アメリカの中央銀行にあたるFRBの資産と負債・純資産。

データは1914年末から2018年までの長期はhttps://centerforfinancialstability.org/hfs/Fed_weekly_balance_sheet_since_1914_data.xlsb

2002年からはFRBのH4.1 https://www.federalreserve.gov/releases/h41/

元は週次データだが月平均に変換。

GDPは四半期の名目GDPをHPフィルターでトレンドを出し、スプライン補完で月次データを作成。GDPは2024年分は線形回帰モデル で予測。



第二次大戦後、政府への債権(国債)と銀行券の額が比較的、近い「銀行兼ルール」と呼ばれる期間がある。リーマンショック後、国債とMBS保有が激増する。 民間非金融企業への債権は1930年ころまでの初期にみられる。銀行への債権はリーマンショック時に一時的に増えるが、この長期時系列グラフではよくわからない。


準備預金の仕組みが2002年と2020年に変わっており、以前は準備預金、それ以降は、銀行に対する準備以外の預金(Owed to banks, other than banks' reserve depositsなどの表記)になるが、ここで同じものとして扱う。

これらのグラフは歴史的概観を有用。詳細な分析はここではしない。
今後、研究会で銀行の準備金の意義を、原理論、現状分析の観点から議論するので、そのための基礎資料とする。


様々な長期時系列データは このサイト https://centerforfinancialstability.org/hfs.php







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